2012年12月

【途中でダイエットを放り出さない秘訣_3】目標を立てて実行するときの注意点

前々回と前回の記事では、達成率が高まる目標の立て方その具体例を話しました。


今回は「目標」を立てて、実行するうえでのとっても大切な注意点について話していきますね。


第一に、「漠然とした目標を立てない」ということです。


漠然とした目標を立てると、結局、達成できたのかわからなかったり、途中で忘れてしまいます。

途中で忘れてしまっては、目標を立てる意味がありませんよね。


次に「達成可能な目標を立てる」ということです。


また、目標を達成できなかった場合、それは『"±0"ではなくて"-"だから』です。

達成できないと、次に新たに取り組もうというときに、「また失敗するかも」とか「どうせ達成できないよ」とか失敗癖が無意識についてしまうからです。


そういうわけで目標を立てる際には、きっちりと達成できるように、よくよく注意をする必要があります。


その達成できるようにするための秘訣が、『徹底した明確化』なんですね。


人の脳というのはよくできていて、漠然な目標だと漠然とした行動しないので、漠然とした結果しか出ません。

でも、明確な目標を立てると明確な行動が生まれるので、明確な結果が出ます。

これは『明確にするほど、無意識のうちに目標達成に向かって、しっかりと動き出す』という脳の性質があるからなんですね。


前回の記事で、個別カウンセリングでは、前回に書いた目標の具体例よりも明確にするという話をしました。

これは、達成率を高めてもらうために『徹底した明確化』をしたほうがよいと考えているからです。


以上が、目標を立てるうえでの注意点です。
そして、実行していくなかで、とっても意識しておいて欲しいことがあります。


それは、

「目標 ≠ ノルマ」

ということです。


目標というのは、気持ちを高めてくれるものです。
食べ過ぎてしまって落ち込んだり、停滞期にぶつかったりしたときに、心の支えとなるものです。

ノルマのように、気持ちを重くするものではありません。

だから、目標が重くのしかかってきたときは、すっぱりと捨てちゃいましょう。

そして、仕切り直し。
うまくいかなかった原因を振り返り、目標を立て直します。

目標に執着して、無茶なダイエットに走ることのないようにしてくださいね。


目標について色々と書いてきましたが、まずは、達成できる目標を立てる秘訣:『SMARTの法則』にしたがって作ってみましょう♪




あすみけい






【途中でダイエットを放り出さない秘訣_2】目標を立てるときの秘訣(その2)

前回の記事では、達成できる目標の立て方の秘訣を話しました。
その秘訣『SMARTの法則』を、ダイエットというトピックに結び付けて。


今回の記事では、その具体例を交えてお話していきます。
早速、SMARTの法則を使ったダイエットの目標の具体例として、こんな目標を立ててみました。


「3ヶ月という期限で-5kgを目指す(1ヶ月2kg弱のペースだから現実的)。
この目標を達成するために、3つのことをしていく。


1つ目は、栄養バランスから見て食べる必要がないものをやめて、1日あたりの摂取カロリーを200カロリー減らす。

1日200カロリー減らすと、3ヶ月で18,000カロリーとなって、脂肪1kgが7,200カロリーだから、おおよそ2.5kgの脂肪を減らせる。


2つ目は、半身浴とマッサージを毎晩する。

冷え性がひどいから、この冷え性を改善することで、代謝がアップするし、身体に溜まっている余分な水分や老廃物を出すことで体重の減少が見込める。


3つ目は、週2回のペースで、筋トレ15分+有酸素運動45分を行なう。

運動で脂肪も燃焼できるし、筋肉がつけば代謝アップや冷え性改善もするから、体重を減らせる。


この目標を達成する目的:この前、雑誌で見た春物の洋服で一目惚れするくらい素敵なものがあって、それを何としてでも春に着たいから!絶対に着て遊びに行くぞ!」


ざっくりとですが、こんな具合です。
(個別のカウンセリングでは、もっと明確化します。
明確にするほどに目標の達成率がぐんと高まるので。)


目標を立てるのは、けっこう時間がかかるもの。
年末の時間があるときに、時間をかけて丁寧に目標を立ててみてくださいね。


次回は、目標を立てて実行するうえでの大切な注意点をお話してきますね。




あすみけい




【途中でダイエットを放り出さない秘訣_1】目標を立てるときの秘訣(その1)

2012年もあと残すところ数日。
そろそろ2013年の目標を立てている方もいらっしゃるのではないでしょうか?


私もこれから目標を立てていくところです。
でも、実は、目標を立てるというのが苦手でした。


それが「とある目標の立て方」を知ってから楽しくなったんですね。
今日は、その目標の立て方とダイエットを絡めてお話していきますね。


その目標の立て方の秘訣とは、『SMARTの法則』と呼ばれるものです。
わかりやすくお話していきますね。


SMARTの法則というのは目標を立てるうえで、下記の条件を満たすことで目標達成の可能性が高まるというものです。


Specific:行動計画が「具体的」であること。
Measurable:目標達成が「測定可能」であること。
Agreed upon:立てた目標に対して「同意」していること。
Realistic:目標が「現実的」であること。
Timely:目標の「期限が明確」であること。


ひとつずつ説明していきますね。
(※ 『Agreed upon:立てた目標に対して「同意」していること』が一番大切なので、これは最後に説明します)


・Specific:行動計画が「具体的」であること。

たとえば、「今年こそ痩せるわ!」という目標では、実際にどうやって痩せるのか具体的な行動がまったく見えないですよね。
これは、具体的ではありませんね。

これに対して、「週3回は1時間ジョギングをする」「毎日の摂取カロリーを200カロリー減らす」とかすると、具体的な行動が目に見えますよね。


・Measurable:目標達成が「測定可能」であること。

先ほど挙げた「今年こそ痩せるわ!」という目標では、何がどうなったら何がどうなったら痩せたことになるのか、よくわからないですよね。
これでは、目標を達成できたのかどうか測定できませんね。

そこで、「お腹まわりを-5cmにする」「体脂肪率を20%にする」と、目標を数値で表現すると達成したかどうか明確になりますよね。



・Realistic:目標が「現実的」であること。

たとえば、「1週間で5kg痩せる!」という目標は非現実的ですよね。
身体のことを考えても、そんな急激な体重減は健康によくありません。

目標を立てるときには、「これなら達成できるかも」というくらい、「ちょっと背伸びすればできるかも」と感じられるくらいのものにしましょう。


・Timely:目標の「期限が明確」であること。

先述した「今年こそ痩せるわ!」という目標では、「今年」という期限が設定されていますね。
でも、1年先の目標では、先が長すぎて気持ちが間延びしてしまいます。

そこで、1年先の目標をさらに細かくして、3ヶ月ごとに目標を立ててみましょう。
3ヶ月でも長いと感じる人は、3ヶ月の目標をさらに細かくして1ヶ月ごとにしてみるといいですよ。

「3月までに、体脂肪率を25%にする。6月までに、体脂肪率を20%にする。」というように。


・Agreed upon:立てた目標に対して「同意」していること。

『立てた目標に対して「同意」していること』という言い方だと硬いので、噛み砕いて説明すると、次に話す4つの要素を満たしているかということです。


1.「その目標を達成したい!」という気持ちが『本当に』あるのかということ。
2.「何としてでも達成する必要がある」という気持ちが『本当に』あるのかということ。
3.その目標を達成するための方法として何をするのかを明確になっていること。
4.その方法でだいじょうぶという根拠があるということ。


1と2について言うと、「何のために痩せたいのか?」という問いに対して、はっきりと自信を持って答えられるかどうかですね。

「先日行ったショップに飾ってあった服がとってもかわいくて。その服をかわいく着こなすために、もっと細くなりたい!」

「健康診断でひっかかってしまい、痩せないと病気になる。自分が病気になると家族が困るから何としてでもダイエットに成功しないといけない」

ダイエットをする理由が、その立てた目標を達成する目的が、自分のなかで明確になっていることが、立てた目標に対しての同意のひとつです。


3と4について言うと、「その目標を達成する方法は明確?ほんとうにその方法で目標が達成できるの?」という問いに対して、きちんと答えられるどうかですね。

どういった方法があるのか、その方法はどうして効果があるのかについて答えられるようになるには、ダイエットについて正しい知識が不可欠です。
書籍やブログを読んで勉強して、きっちり答えられるようになってくださいね。


長くなったので、一旦、小休憩をしましょう。
次回は、SMARTの法則を踏まえて、ダイエットの目標を立ててみます。




あすみけい




【甘いものがとまらないあなたへ_10】甘いものと上手に付き合えるようになる方法(その6)

ちょっと家のなかを見回してみてください。

甘いものが目につくところ、手の届くところに置いてあったりしませんか?


「甘いものがやめられない」という方の話を聞くと、家の中に常に甘いものがストックされていることが多いです。

でも。
人は、手の届かないところにあるものなら我慢できますが、すぐに手の届くところにあるものを我慢できるようには、作られていません。

甘いものが、目の届くところ、手の届くところに置いてある環境だと、「美味しいよ~一口だけでもいいからさ、食べようよ♪」と、お菓子から常に誘惑をされているような
もの。

そんな環境に身をおいて、誘惑に勝てる人なんてそうそういません。
だから、目のつくところ、手の届くところにお菓子を置いていながら、「甘いものがやめられない~」というのは当然です。


「甘いものを食べる量を減らしたい!」というなら、目のつくところ、手の届くところにお菓子を置かないようにすること。
まずは誘惑されない環境を整えることが、甘いものと上手に付き合えるようになる最初の1歩です。


具体的な方法としては、「お菓子を家にストックしない」ことに尽きます。


どうしても食べたいときは、その日に食べる量だけを買ってくること。

毎回、買いに行くのが面倒だからとか、今日は安売りしていたからとか、そういった理由でまとめ買いをしないことです。

家にストックがあると、暇なとき、手持ち無沙汰なときに、だらだらと食べてしまいがちですが、まとめ買いをしないことで、それも防げます。

その日に食べる分だけを買うことを徹底するだけで、甘いものを食べる量は自然と減ってきますよ。




あすみけい

(「甘いものがとまらないあなたへ」シリーズ一覧はこちら)






【冷え性を改善する方法_12】具体例:身体を温める食品、冷やす食品

「身体を冷やす食品」の大まかな判断基準について、
先日の記事でお話してきました。

今日は「身体を冷やす食品」と「身体を温める食品」の具体例
を書いていきますね。

ざっと目を通して、「こんな感じなんだ~」という感触を持っ
てもらえたら嬉しいです。


・「身体を冷やす食品」

南方の果実
 バナナ
 パイナップル
 マンゴー
 スイカ

葉菜類
 レタス
 キャベツ
 ほうれんそう
 水菜
 小松菜

トマト

なす

きゅうり

大根

じゃがいも

牛乳

豆乳

豆腐

白砂糖

お菓子類

マヨネーズ

コショウ

唐辛子

カレー

ビール

ウイスキー

珈琲

緑茶

小麦



・「身体を温める食品」

根菜類
 ごぼう
 にんじん
 れんこん
 やまいも

ねぎ

たまねぎ

にら

生姜

たくあん



梅干

みそ

しょうゆ

チーズ







日本酒

焼酎お湯割り




「身体を冷やす食品」だからと言って我慢するとストレスにな
るので、おすすめしません。

「身体を冷やす食品」と付き合い方を知って、
楽しく美味しくやっていきましょう♪

次の記事もご覧ください↓
【冷え性を改善する方法_13】冷えは太る!冷え解消で痩せる生姜ダイエットの裏技。



あすみけい





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